皆様の健康のための情報を紹介します。
秋になるとともに、日が短くなり、気候も涼しくなりつつあります。このような時には急性気道炎症の増加が懸念されます。新型コロナウイルス感染症も減少傾向にあるものの、いまだ予断は許されない状況です。また、今シーズンはインフルエンザの流行も懸念されています。昨年、一昨年と、インフルエンザの流行がない年が続きましたが、オーストラリアやニュージーランド等、南半球の国々ではインフルエンザの流行が起きており、日本でも流行が予想されています。これらへの対策としては、従来の感染対策の継続が必要ですが、もう一つ重要なことは、ワクチンの接種です。10月からは、インフルエンザの助成と、オミクロン株対応の新型コロナウイルスワクチンの接種も始まります。該当する人は可能な限り接種をしましょう。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。暑い日が続くと、熱中症が心配ですが、今年は電力が逼迫しているとのことで、どうすればよいのか思案している方も多いと思います。それに加え、新型コロナウイルス感染症も再度増加の傾向を示しており、こちらへの対策も同時に行わなければならず、さらなる思案が必要となります。今回はその点について考察してみたいと思います。
結論を言えば、熱中症の対策を最優先すべきでしょう。熱中症は生命に関わる疾患であり、その一方で新型コロナウイルス感染症は増加しているものの、重症者や死者はあまり増加していないからです。無論、新型コロナウイルスも甘く見るべきではなく、マスクや手洗いは引き続き行い、該当している方は、4回目のワクチン接種も行いましょう。ただし、マスクについては屋外においては、十分なソーシャルディスタンスが保てるのであれば外しても差し支えないと思われます。
電力逼迫については、これも熱中症対策を最優先し、暑い日には冷房を使いましょう。しかし、停電が起こっては冷房もできなくなるため、節電への協力も必要です。その場合は電力が不足する時間帯に注意することです。太陽光発電の効率が落ちる、16:00~20:00頃が該当します。その時間帯に節電するとすれば、テレビを消すことが推奨されます。テレビを消すことは生命に関わることではないからです。
暑い季節は始まったばかりです。くれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。
3月に入って、いよいよ花粉飛散が本格化してきました。花粉症の方は、今からでも遅くないので、服薬を開始しましょう。それが、先月もお伝えした通り、新型コロナウイルス感染症の予防の一助ともなります。
新型コロナウイルス感染症も、3月に入ってようやく減少傾向が見えてきました。しかし、まだ多い状態にあります。油断せず、引き続き感染予防対策を行うことが重要です。ワクチンの3回目の接種も既に始まっています。接種の時期に該当した人には接種券が市から送付されます。高齢の方、基礎疾患のある方は忘れずに接種をしましょう。
スギ花粉症の季節が近づいています。また、新型コロナウイルス感染症も相変わらず流行しています。今回はこの2つの疾患の関係についてお話したいと思います。
新型コロナウイルスが痰や唾液、鼻汁などの飛沫から感染することは広く知られています。スギ花粉症はくしゃみや鼻汁を増加させ、また、鼻や眼を触る機会も増えるため、感染の機会を増やすことが考えられます。それへの対策としては、早めに服薬を開始し、花粉飛散のシーズンとなっても症状を可能な限り軽く抑えることです。また、鼻をかんだ後の手洗いや手指消毒、使用済のティッシュペーパーを放置しない、等の対策も重要です。今シーズンは多量の飛散が予想されており、症状がすでに出現している人もいるため、その点でも早めの服薬が推奨されます。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
年明けから新型コロナウイルス感染症が増加しています。今の所、致死率や重症化率は低いことは希望が持てる点でしょうか。3回目の接種、いわゆるブースター接種も2月から始まります。もちろん当院でも行いますので、今しばらくお待ちください。
引き続き感染予防の対策を行うことも重要です。マスクの着用、うがい、手洗いは引き続き行いましょう。また、保温、保湿、十分な睡眠も必要です。
しばらく更新が滞っていましたこと、深くお詫び申し上げます。その間、コロナ禍があり、皆様もご苦労なされたことと思います。そのコロナも、このところ感染者、重症者いずれも減少傾向です。この状態が続いてくれることを祈るばかりですが、この点はいまだ不明のままです。もう一つ心配なことはインフルエンザでしょうか。昨シーズンはほとんど流行しなかったため、インフルエンザに対する免疫が落ちていることも心配されています。これへの対策はワクチン接種でしょうが、今シーズンはワクチンが不足する見込みです。それではどうすれば良いのでしょうか。それはコロナ対策の継続です。つまり、うがい、手洗い、マスク着用、三密の回避などです。コロナの再度の感染再拡大の防止という観点からも有用と思われます。
ゾフルーザに関する続報です。6歳未満の小児においては約50%に耐性ウイルスが検出され、治癒期間の延長が認められたとのことです。これまでにも当院では小児に対してはゾフルーザを投与していませんでしたが、今後も投与しないこととさせていただきます。
さて、今シーズンは暖冬ということもあってスギ花粉症の発症も早まっているようです。服薬も早めの始めたほうが良いと思われます。最近のトピックスとしては皮下注射による治療薬、ゾレアの登場があります。この薬は、免疫機能を抑制することによりアレルギー反応を抑えるはたらきがあります。以前より喘息等のアレルギー関連疾患に使用されていましたが、最近、アレルギー性鼻炎に対して適応が認められました。重症のアレルギー性鼻炎にも効果が認められています。しかし、欠点として薬価の高さがあります。1回につき約7,000円から5万円の自己負担が必要となります。2~4週間に1回の注射で最大3カ月継続すると、最大30万円程度必要となってしまいます。このため、簡単にお勧めできる治療法ではないのですが、興味がある方はご相談ください。
今年も残り少ないなりました。このところ当院でもインフルエンザの患者を診断することが増えました。昨シーズンよりも早く流行が始まっているようです。現在、当院でも予防接種を行っていますが、すでに感染した人も少なくないのではないでしょうか。そのような場合には予防接種を受ける意味があるのか、疑問に思われる人もいると思います。結論を言ってしまえば、意味はあります。現在、インフルエンザウイルスはA型とB型が2種類ずつ、計4種類が存在していて、それらが混合して流行している状態です。そのため、同一シーズン内で最大4回感染する可能性があります。現在摂取されているワクチンは4種類のウイルスすべてに予防効果があるため、1回感染した人にも接種する意味はあると言えます。
また、最近マスコミ等ではゾフルーザの耐性ウイルスが話題になっていて、治療に関して不安を感じている人もいると思います。確かにインフルエンザ患者の10%程度検出されていますが、それによってゾフルーザの効果が減弱したとの報告はなく、耐性ウイルスによる流行も報告されていません。このことに関しては、新たな情報があり次第、紹介したいと思います。
9月に入って暑さも一段落したようです。イネの刈り入れも一部で始まっているようですが、それとともに、鼻汁、くしゃみ、眼のかゆみ等、花粉症のような症状を訴える人が増えています。これはイネの花粉によるアレルギー症状です。イネに限らず、イネ科の植物はいたるところに生育しているため、広範囲で花粉症は発症します。治療方針としては、スギ花粉症と同様に、抗アレルギー剤の内服、ステロイド性点鼻薬の外用、抗アレルギー剤の点眼等です。
イネ科植物の花粉症は秋に入ると徐々に終息に向かうのですが、その後はブタクサ等のキク科植物の花粉症がはじまります。この植物も広範囲に生育しているため、多くの人に症状が出現します。
これらの草の花粉は樹木の花粉に比べて飛散する距離が短いため、花粉の回避は比較的容易です。また、草を刈ることも有効な花粉回避方法です。
7月に入っても肌寒い日が続いています。天気が悪い日には時にめまいを発症する人がいます。そのような疾患はメニエール病であることがあります。機序は不明ながら、気圧の変化すなわち天気の変化で発症することが多いようです。
具体的な症状としては、回転性のめまいと、それに伴う難聴や耳鳴があります。難聴といっても聞こえないというよりは、高山に登ったときのような耳をふさがれた感覚として自覚されます。聴力検査では、低音部が障害される独特なパターンを示し、それが確定診断の決め手となることもあります。また、めまいの変化に応じて聴力も変化することも特徴の一つです。
治療方針としては、抗めまい剤の他に、利尿剤、循環改善剤、ビタミンB製剤などが用いられます。治療にはよく反応することが多いのですが、時に再発を繰り返すため、服薬の継続を必要とします。
スギ花粉やヒノキ花粉の時期は過ぎたものの、このところアレルギー性鼻炎の症状が増悪する人がいます。この時期のアレルギー性鼻炎の原因としては、イネ科の花粉が最も考えられます。治療方針としては、スギやヒノキの花粉症と同様に、抗アレルギー剤の服用と、必要に応じて点鼻薬を使用します。原因は不明ながら今年は鼻閉を訴える人が多く、そのため、点鼻薬を使用する人も多くなっています。
この点鼻薬についてですが、正しい使用法がまだ周知されていないようにも見受けられます。点鼻薬と聞くと、鼻閉がひどい時に臨時に使用するものと思う人が多いかもしれません。しかし、それは誤った使用法です。正しくは毎日、それも可能な限り同じ時間帯に使用しましょう。そうしたことで安定した治療効果が期待できます。連日の使用に際しては副作用を心配する人も多いと思いますが、鼻粘膜から吸収される薬剤は非常に微量で、全身性の副作用はまずおこりません。時に鼻出血や鼻内痛等の局所性の症状が起きることがほとんどです。
新しい元号も発表になり、平成も残り少なくなってきました。今年のゴールデンウィークは最大で十連休となり、旅行に出かける人も多いと思います。旅行での長距離の移動に伴う疾患も時にあります。耳鼻科ではアレルギー性鼻炎でしょうか。花粉飛散は南から北へ移動してゆくため、北の方向へ行く人は症状が悪化することがあります。反対に南へ行くと症状が軽快します。また、北海道と沖縄にはスギが生育できないため、花粉症の症状も出ないことになります。
その他にも旅行中に体調を崩すこともあります。最大の原因は疲労です。旅行中も十分な睡眠と休養を心掛けましょう。また、旅行先の医療機関を調べておくと、いざという時に慌てずにすみます。旅行先に健康保険証を持参することは言うまでもありません。せっかくの休暇も体調を崩すと台無しです。くれぐれも健康にはご注意ください。
インフルエンザも少しは収まってきた様子ですが、まだまだ油断はできない状況が続いています。うがいや手洗い、保温、保湿等の対策も引き続き行う必要があります。
また、このところ気温が高い日が続いたためか、スギ花粉症の症状を訴える人も増えています。すでに花粉の飛散も確認されているため、例年症状のある人は服薬を開始してもいい時期かもしれません。
スギ花粉症といえば、鼻の症状だけでなく、眼の症状を自覚する人も多いと思います。眼は視覚を担当する器官であるため、血流が少なく、内服薬のみでは効果が不十分なことが多いのです。そのため、点眼薬の使用が不可欠となります。その点眼薬について注意すべき点があります。それは、点眼薬に含まれる防腐剤に関することです。多くの点眼薬には防腐剤として塩化べンザルコニウムが使用されています。通常の点眼では問題ないのですが、コンタクトレンズを使用している人では問題となることがあります。この薬剤はソフトコンタクトレンズの素材に吸着する性質があります。そのため、点眼後すぐに装着すると、コンタクトレンズに吸着され、それが角膜の障害を起こす可能性があります。それを避けるには、点眼後30分程度経過してから装着すると良いでしょう。また、最近ではコンタクトレンズに吸着しない防腐剤を使用している点眼薬もあります。心配な方はご相談ください。
明けましておめでとうございます。本年も皆様の健康のため、職員一同努力していきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
年明け以後、インフルエンザの流行が始まっているようです。特に学校の始業式以降の患者数の増加は顕著であり、当院でも毎日のように患者を確認しています。
インフルエンザの対策はまず予防することです。うがい、手洗い、マスクの着用が主なものとなります。特に消毒薬入りの石鹸での手洗いは有効です。その他にも室内の加湿と加温、栄養の摂取や睡眠も大切です。
インフルエンザの予防の点で時々質問を受けるのは、抗インフルエンザ薬による予防です。これは、抗インフルエンザ薬を通常の半量を服薬することです。ただし、これは服薬している期間しか効果がなく、予防効果も10%程度であるため、あまりお勧めできる方法ではありません。健康保険の適応外であるため、診察料や処方箋料も含めて全額自己負担となります。また、最近発売された抗インフルエンザ薬であるゾフルーザは予防の効果はありませんので、ご注意ください。
今年も残りわずかとなりました。忘年会のシーズンともなり、鍋や煮物、揚げ物等、魚を食べることも多くなると思います。魚を食べる際に注意することは、骨でしょう。骨は咽頭、特に扁桃に刺入します。この部位では簡単に摘出可能です。次いで舌根に刺入することがあります。この部位は比較的摘出が困難で、咽頭に局所麻酔を使用することが必要です。さらには、食道内に刺入することもあります。この部位の摘出は非常に難しく、全身麻酔か、内視鏡下の摘出が必要となります。また、摘出が困難な場合にが頸部の皮膚を切開しての摘出が必要なこともあります。これらはいずれも耳鼻咽喉科等の専門の医師によって行われる主義です。骨が刺入したときには専門医を受診しましょう。
また、食物を嚥下すると骨が取れることがあると一般には言われていますが、これは誤りです。さらに深く刺入して摘出が難しくなることがあるため、絶対にやめましょう。
スギ花粉症をお持ちの方も多いと思います。次のシーズンの花粉飛散量には諸説あるようですが、どうやら大量飛散との予想が有力なようです。そうなると、その備えも今から考えておくのも決して早すぎることはないでしょう。
最も重要なことは、初期治療、つまり治療薬を花粉飛散前から服用しておくことです。飛散開始日の約7日前から服用しておくことが必要とされています。かなり直前でも大丈夫な印象ですが、花粉飛散開始日を正確に予想することは難しいため、余裕をもった服薬開始をお勧めします。
また、最近点鼻薬も初期治療として有効であることもわかってきました。飛散開始前より毎日点鼻を行います。なんらかの理由で服薬ができない人にもお勧めです。
9月に入って秋らしい日が続くようになりました。それとともに水様鼻汁やくしゃみといったアレルギー性鼻炎の症状を訴える人が増えています。
一般にこの時期のアレルギー性鼻炎の原因にはたつの花粉が知られています。今の時期であればイネ科の花粉、もう少し経つとブタクサ等にキク科の花粉が飛散します。ただ、草の花粉は樹木の花粉と違って近距離に飛散しかしませんので、花粉の回避は比較的容易と言えます。ただし、この時期にダニのアレルギーの症状が悪化する場合もあります。それは、今の時期にダニの卵が孵化し、ダニが増えるためと考えられています。ダニのアレルギーのある人は原因の一つとして考慮する必要があるでしょう。
ダニアレルギーの対策は抗アレルギー剤の服用ももちろんですが、ダニの回避も重要です。それには屋内の清掃、寝具の天日干しが有効です。
このところ台風が相次いでやって来ています。これからもまだやって来ると思われます。ところで、台風が健康に影響していることはご存知でしょうか。いくつかの疾患が知られていますが、耳鼻科領域ではメニエール病が有名です。
メニエール病とは、難聴をともなっためまいのことです。めまいとともに難聴が発生するのですが、めまいがおさまると難聴も改善するという特徴があります。また、難聴も低音部が主に低下する、独特のパターンを示すため、聴力検査でも診断が可能です。
台風とともに症状が出現することが知られています。原因は明らかではありませんが、台風に伴う気圧の変化が影響しているのではないかと考えられています。
治療は利尿薬、抗めまい薬、循環改善剤、ビタミンB製剤などが使用されています。症状の再発も多いため、通院による経過観察も重要となります。
喫煙が健康に良くないことは広く知られています。煙草の害は気管や肺など、呼吸器系への影響が主なものですが、耳鼻科領域はその呼吸器系そのものか、それに隣接した部位であるため、当然影響を受けることになります。
まず第一には煙草の煙による炎症があります。主なものおしては、咽頭、喉頭、鼻腔、副鼻腔があります。慢性的な炎症を起こすことが多いのですが、急性の炎症の時にも治癒の遅延という現象を引き起こします。そのため、感冒などの上気道炎症の時には、禁煙が必要となります。
もう一つ重要なことは発癌です。特に問題となるのは喉頭です。喫煙者の喉頭癌の発症は、非喫煙者と比べて20倍以上と言われており、その影響の程度は肺癌を上回ります。初発症状としては声のかすれがあります。また、原因は不明ですが、男性に好発するという特徴があります。男性の喫煙者で声のかすれがなかなか改善しない時には、喉頭癌を疑う必要があります。診断は喉頭ファイバースコープ等で可能です。治療は手術および放射線治療が行われます。診断が早ければ5年生存率は90%以上です。
耳鼻科で診察する疾患で、意外に多いものはめまいです。耳鼻科の外来患者の約10パーセントを占めると言われています。
めまいは通常、転倒や転落、交通事故などで間接的に生命にかかわることが多いのですが、時に直接生命にかかわることもあります。脳出血や脳梗塞に伴うめまいがそれです。
多くのめまいは内耳由来で、自覚症状としては、めまいの他、聴力の低下、耳鳴など、、耳の症状のみが起こります。それに対して、脳の疾患に伴うめまいの場合は、耳以外の症状を伴います。具体的な症状は、四肢の脱力や麻痺、構音障害、複視(物が二重に見えること)、眼瞼下垂などがあります。(これらの症状から病変部位を推測することも可能です)また、内耳由来のめまいの場合には脳が視覚などの他の感覚により平衡感覚を代償するため、不安定ながら自立や歩行が可能ですが、脳由来の場合には不可能であることからも判別可能です。めまいを自覚していて上記のような症状のある場合には脳の精査が必要となります。また、初診時には内耳性のめまいでも、経過観察中に脳出血や脳梗塞にり患することもあります。特に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のある人は注意が必要です。
5月に入っても朝晩の寒暖の差が激しい日が続いています。このような時期には鼻炎、咽頭炎、気管支炎といった急性の呼吸器系の疾患にり患することが多いことは広く知られている通りです。その他にも、意外な疾患がおこることがあります。それは顔面神経麻痺です。
顔面神経というのは、まぶたや口唇、頬などの顔の筋肉を動かす働きがあります。そのため、初発の症状としては、片側の顔面のこわばりや麻痺が出現します。また、味覚も担当しているため、片側の味覚が低下することもあります。
この疾患の治療に関して重要なことは、可能な限り早期に受診し、治療を開始することです。おおむね2週間以内に治療を開始しないと、麻痺が残る可能性があります。
治療にはステロイドの投与を行います。適切な時期に治療を行えば、70~90%の人が回復します。